おひさしぶりです
- solfamusica
- 2020年5月23日
- 読了時間: 4分
お久しぶりです。
しばらくぶりの更新となりました。
この1ヶ月あまりsnsなどもなにもせずにいました。
正直なところちょっとsnsや様々な情報に疲れていました。
できるだけ自分を落ち込ませる情報に触れないようにしつつ家族との時間を過ごしていました。2歳の息子の日々の成長をこんなに長い時間側で見られるのはある意味怪我の功名なんですけどとても嬉しい事です。コロナ前の生活のペースではとてもこうはできなかった。月に2、3日休みをとることを目標にしていたのがいまや逆で、月に2、3日しか仕事がない状況。それもオンラインレッスンなので奥さんの実家のレッスン室を借りての仕事です。
体調も崩し気味で病院で検査をしたらちょっと内臓で引っかかりまして、しばらく薬を飲んでいました。いままでの生活が一変し、しばらくは緊張感もあったのですが長期化して来ていよいよ疲れも出て来たようです。
いまは良くなり、落ち着いています。
練習もある時期から「本当に吹きたくなるまでやらない」ことにして無理にしないことにしました。
前回の投稿でスマホ用のマイクを買ったと投稿したのに結局まだなにもしていません。
そして吹奏楽コンクール中止の報。
いままで30年以上吹奏楽コンクールとともに夏を過ごして来た身としてはこの決定は予想していた以上に落胆しました。
二十代のころはコンクールが嫌いで「コンクールなしで吹奏楽の活動が成り立つようにならなければいかえない」と周囲に話していたはずがなくなってみるといかに自分がコンクールに思い入れを持っていたかということを痛感させられます。
特に昨年自分で指揮をして初めての東北大会を経験し、大学のバンドも指揮するようになりまさにこれから吹奏楽指導、指揮をもっとやってやるぞ〜と意気込んでいた矢先だったこともあり、落胆は覚悟していた以上でした。
全日本、そして各地の吹奏楽連盟の方々の心中も察するに余りありますが各地で小規模でも代わりのイベントが開催されることを願っています。
それをうけて、いま考えていることはこれからの吹奏楽のありかたです。
コロナがなくても部活動の縮小は続いていました。コロナがなくても吹奏楽コンクールの参加団体数の減少や一部のトップバンドをのぞくレベルの低下は避けられなかったでしょう。コロナ直前の東北吹奏楽指導者講習会では石田先生、加養先生の講座でお二方ともそのことへの危機感を持っていらっしゃることを感じていました。
来年、仮にコンクールができても、いままでと同じもしくはモチベーションを持っている人がどれほどいるか、そして吹奏楽人口そのものが減ることも想定(今年、この状況で新たに吹奏楽をはじめようと思う中学校1年生はどれぐらいいるのか。かなり少ないのではないか)するとコンクールを中心とした吹奏楽という文化そのものが維持できるかどうか、ということになってしまう。
ポジティブに捉えればこれを機に本当に音楽そのもので充実感を味わえる活動に切り替えて行くチャンス、ということになります。コンクールで吹奏楽が嫌いになる人が少なからずいることも事実だし、コンクールの結果のために音楽を見失うこともあったわけです。コンクールは昭和の頃、吹奏楽を普及させ、盛り上げるにはわかりやすい手段でしたが今後それに頼らずに吹奏楽を盛り上げ良質な活動にするには指導する側に今まで以上の情熱と能力と自信、ビジョンが求められます。今まで以上にどういう指導者がその土地にいるかで大き変わってくるでしょう。
このことはとても大きなテーマなので今後多くの人と意見や情報を交換していきたいと考えています。
そんなこんなであれこれ考えていましたが5月も半ばになり、あることがきっかけでまた音楽をやる気があふれていました。
いま考えている今後の活動は、まず、動画コンテンツの作成、新しい条件を満たした上でのライブでの演奏活動の再開です。あとは指導しているバンド向けのレッスン動画の再開。楽典やソルフェージュのオンラインレッスン。
6月からは音楽教室の再開、国立音楽院の新年度スタートでなんとかちょっとずつ活動再開できそうです。
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