先週末、山形と仙台で演奏しました。
山形は音楽ユニオンの3.19ミュージックの日コンサート。
山形市民会館小ホールはとてもよく響くホールで、大変気持ちよく吹くことができました。
2部構成で前半が私のクラリネット と猪股君のピアノ。
リハーサルから本番までだいぶ時間が長かったので山形といえばやっぱり蕎麦ということでお蕎麦を。そして市民会館の隣のカフェで「生カヌレ」を食べました。
どちらも最高。写真は撮り忘れました。
本番は本当に暖かいお客様に大きな拍手をいただき、(後半に演奏した山形のみなさんに熱心なファンがいて、ついでに我々にも暖かい拍手をくださった、というべきですが)つい調子に乗って吹いてしまいました。我ながら軽いものです。
後半のトランペット、ヴァイオリン、ピアノのトリオはエネルギッシュで素晴らしい演奏しでした。いつもお世話になっているトランペットの佐藤裕司さん、ヴァイオリンの駒込綾さんそしてピアノの山科由樹さんの熱演。
最後にアンコールは全員で「花は咲く」を。
震災から12年目の3月の最後の日にこれを演奏することに感慨深く感じました。
翌日は仙台で「春の夕べの音楽会」
そもそも、前日の山形での演奏会が先に決まっていて「せっかくだから仙台でも」と企画したコンサートで、2月に決めたのでどれほどお客様が来てくださるか心配でしたが当初の予想を超える40名を超える皆様にきていただき、本当に感謝です。
自分的に非常に気に入っているプログラムだったので吹いていても幸せな時間でした。
特に「ヴィクトリアン・キッチンガーデン」は何度かやって初めて納得いった気がしました。
また、一昨年のリサイタルで初演した仲沼君の作品を初めてご本人の前で演奏できたことも嬉しいことだったし、同じくそこで初演した宮城先生の作品を再演できたこともよかったです。
お越しいただいた皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
新年度が始りましたが今年度は今月のこけしクラリネットクインテットから始まり、6月にはクラリネットアンサンブル・エニグムも復活公演をすることになりました。
また、秋ごろには昨年に引き続き、ホルンの小松彩さんとのトリオを。そして来年の前半にはまた猪股君となにか演奏会をしよう、ということで話をしています。
自分たちの研究のための演奏会でもあり、また少しでも聴く方の心を豊かにできるよう励んでいきたいと思います。
ちなみに、新年度にあたって、身辺に変化はありません。
部活動の地域移行によって吹奏楽も大きく変化しそうですがなんとか音楽の灯を消さないよう、いろいろな方と協力していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
写真は山形での演奏中、仙台での終演後、そして長町駅前の桜。
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