11月後半から12月前半までなかなかに忙しく過ごさせていただきました。
アンコン、ソロコンも近くなってきたのでレッスンのご依頼もいただき、各地にお邪魔しています。
その合間に文化庁などの本番もありました。気仙沼に2回のほかいわき、会津での本番。そして、11月28日には古川シンフォニックウインズの第40回定期演奏会もありました。
今年はトレーナーの石郷岡先生の指揮する曲を分けての演奏会でした。
メンバーの皆さん、10月からの活動開始で例年の半分程度しか時間がなかったにもかかわらず、素晴らしい集中力を発揮してよい演奏会にしてくれました。
特に今回はウイリアム・シューマンの「イエス、涙を流したもう時」やホルストの第2組曲、トロンボーンセクションがソリストをつとめた酒井格さんの「スライダーズミックス」、2楽章にピッコロのソロがある「ぐるりよざ」など団員のみなさんのソロが例年以上に多いプログラムで個人技も冴える演奏会ではなかったかと思います。
私はというと、このバンドとの4度目の演奏会ですが、やっと腰を落ち着けて演奏会を過ごせるようになりました。
もう数年たったから言えますが、初めての定期演奏会のときは前日のリハーサルが終わったあとで体が変になり、猛烈に寒気がしました。で、ホテルに入って休んだものの、眠れず、「これはもうダメかも・・・」と思いましたが朝になってみたらなんでもなく、極度の睡眠不足ではありましたが本番は無事乗り切りました。
2回目の一昨年、3回目の昨年もなんとなく夜が落ち着かず、当日はボーッとした状態でしたが今年は初めて意識がちゃんとあった状態で本番を迎えることができました。
でも、黒靴下を忘れたことが朝に判明。
リハーサル後、古川駅のダイソーに行って買ってきました。
実を言うと昨年も私服のベルトを忘れたことに出発してから気づき、やはり古川駅のダイソーで500円のベルトを購入。
そのベルト、なかなか使い勝手がよく、その後1年間ほぼ毎日つけています。
今日の午前中は仙台市内の保育所での演奏。文化庁の派遣事業です。
40分間の演奏でしたがとても楽しんでくれたようでした。一緒に歌った「友だちはいいもんだ」は吹いていて涙が出そうでした。いい歌です。歳のせいか、この頃、涙腺が緩くて本番中でも涙が出そうになることが増えました。
火曜日に気仙沼の公民館で演奏したときもジョン・レノンの「ハッピークリスマス」で自分で吹いてて感動してしまい(演奏にではなく、曲に)、必死で冷静を装いました。SNSで知ったことですが昨日はジョン・レノンの命日だったそうです。「ハッピークリスマス」の歌詞のメッセージがあまりに強く、読むだけで胸が熱くなります。
クラリネットの本番は年内はあと1回。
あとは来週東北学院大学シンフォニックウインドアンサンブルの卒業定期が18日に迫っているので今日から4日間大学に通って練習です。今回卒業する4年生とは苦楽を共にしてきているだけに、最後にいい演奏を一緒にしたいと思っています。
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