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東北吹奏楽指導者講習会

執筆者の写真: solfamusicasolfamusica

この土日はイズミティでの東北吹奏楽指導者講習会を受講してきました。


濃密な二日間の講習会でした。


午前中レッスンがあったのでオープニングコンサートには間に合わず、最後の「フェスバリ」を途中からロビーで鑑賞させていただきましたがさすが名取さん。素晴らしい演奏でした。


そして、大井先生の指揮のレッスン。受講生も半数ほどが知っている方でした。以前審査で伺った地区の先生、クラリネットキャンプに参加してくださっている先生、そして、上野学園の講習会で一緒になった先生、さらには古川SWの新団員の方もいらっしゃいました。

それぞれの受講生への大井先生のアドバイスがユーモアと愛情あふれるものでその言い方の一つ一つも勉強になりました。

それにしても指揮者によって音色がこんなに変わるなんて。それぞれ自分の持っている音色を大事にしながら勉強しないといけないな、と我が身に置き換えて考えていました。


次は大浦綾子先生のクラリネット指導法。自分にとっては発見がたくさんありました。レガート奏法のアドバイスや実音Asのとてもよく鳴る指づかい、あとは高い音が苦手な子へのアドバイス。


そして恩師、加養先生の講座は生徒さんたちへの深い愛に溢れたお話でした。恥ずかしながら何度か涙が出ました。最近涙もろい…

いつもながら人の心を鷲掴みにする先生です。加養先生のもとで1年間吹奏楽の授業を受けていたころのことを懐かしく思い出しました。ちょうど中学校の先生をやめられて数年後だったはず。同級生に加養先生の土気中学校の教え子がいたりしました。土気シビックの定期にエキストラで演奏させていただいたりもしました。

もうひとつ嬉しいことが。そのモデルバンドでフルートのソロを吹いた子が2年前まで指導していた小学校の教え子でした。


夜はレセプション。たくさんの先生方と楽しくお話させていただきました。

何気に毎年このレセプションをとても楽しみにしています。


二日目は石田修一先生の講座。例のガイドライン中でどう活動していくか、その効率を考える内容でした。素晴らしいアイデアに溢れていて一緒に行った学院大の学生たちも興奮しながらメモをとっていました。

加養先生と石田先生に共通するのはなんといっても吹奏楽活動と全国の吹奏楽をする子どもたちへの愛情です。このご時世の中でなんとか吹奏楽の活動を守りたいという思いでこうした講習会を各地でされているのだと感じました。私もその力になれるようにまたがんばりたいと思います。


ファイナルコンサートは東京佼成ウインドオーケストラで今年の課題曲と「こうもり」そして「ブリュッセルレクイエム」

素晴らしいの一言に尽きます。学生時代クラリネットキャンプに毎年参加してくれていた亀居くんがブリュッセルレクイエムの冒頭素晴らしいソロを聞かせてくれました。これも本当に嬉しいことです。

アンコールはエルザ。スコア通りの編成で初めて聞いたかも。バスサックスまで使うとさすがサウンドの重厚感が違います。高校時代定期演奏会のアンコールで毎年吹いていましたが久しぶりに聞くとまたいろいろな思い出が蘇ります。


本当に素晴らしい二日間の講習会でした。ご準備、運営してくださった吹奏楽連盟の先生方、講師の先生方、モデルバンドの皆さん、本当にありがとうございました。

これでまた1年頑張れそうです。



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