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執筆者の写真solfamusica

演奏会のご案内

気がつけば2月も中旬、、、

久しぶりの記事は演奏会のご案内です。


4/2に仙台市シルバーセンター交流ホールにて「春奏爛」と銘打った演奏会を開催します。

長年一緒に演奏をしてきたフルーティストの渡邉珠希さんとピアニストの門脇麻美さん、実は私の3人、同じ学年です。私は同じ学校ではないものの(渡邉さんと門脇さんは大学の同級生)20代前半のころから演奏活動を一緒にしてきた仲間です。

2006年以降は仙台チェンバーアンサンブルのメンバーとしても活動を共にしてきましたがトリオでの自主公演は初めて。


レパートリーもかなり多くなってきたのでここらで1回やりますか、という話になり企画が進みました。

メインはプッチーニの「蝶々夫人」のセレクション。オペラの名場面のメドレーです。

そして、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」特にフルーティストにとっては見せ場の多い曲ですがこのトリオ版ではクラリネットも美しいメロディを担当します。

そして、フロラン・シュミットの「ソナチネ」はこの編成のためのオリジナル曲で軽妙で楽しげ、まさにフランスものの面目躍如といった感じです。


そのほかに私のソロでウィリアム・ハールストンの「性格的な4つの小品」を。かなりマイナーな作品ですが将来を嘱望されながら夭逝してしまったイギリスのロマン派の音楽家、ハールストンの代表作です。

個人的にここ数年イギリスにハマっていて、ドラマ「ダウンタウン・アビー」に始まり、その後は「名探偵ポワロ」や「シャーロックホームズの冒険」などのドラマを見たり、イギリスの歴史や文化について調べたりしていました。なので今回はあえてそれらのドラマの年代に近いイギリスの19世紀末の音楽をチョイスしてみました。

有名な作品ではありませんがその名前のとおり、個性的な小品集です。フランスもののように洗練されすぎず、ちょっと(いい意味で)田舎っぽく、演歌にところがありなんとも言えず良い感じです。


シルバーセンターのホールは意外と音響の良いホールで若い頃は師匠の門下演奏会を毎年やっていた懐かしいホールでもあります。たぶん門脇さんと初共演したのもシルバーセンターだったような。


4月にはコロナも少し落ち着いていることを願って…




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