初心忘るべからず
よく聴く言葉ですが、これはもともと世阿弥の言葉なのだそうです。
初心、というのは最初の志、と思われがちですが実は世阿弥の言う「初心」とはもっと深くて、未熟であったときの試練や失敗こそが「初心」なのだそうです。
夢を持つことを忘れない、といったニュアンスのものではなく、試練や失敗したときのこと、そして、どう乗り越えたかということ忘れてはいけない、という意味。
そして、人生には若年。中年、老年と3つの「初心」がある、とも言っているそうです。
人生それぞれに試練や失敗があり、それを糧にして成長しなさい、ということですね。
有頂天になったり、落胆したりといろいろなことがありますがこの「初心」を忘れないようにしたいものです。