水木と一泊ではありましたが庄内地方に旅行にいてきました。
もとはといえば母がテレビで加茂水族館がリニューアルして大盛況なのをテレビで見て「クラゲの水族館みたい」を言い出したのがきっかけでした。
そういえば仕事以外で庄内にいったことないしな・・・なんて思いながら湯野浜温泉の旅館を予約。9月は母の誕生日だし、敬老の日もあるしということで行ってきました。
あまりがっちりした予定はたてず、なんとなく移動し、まず酒田で山居倉庫と旧本間邸を見学。屋敷の豪華さもさることながら本間家を発展させたという3代光丘の生涯をマンガで説明した本を自分へのお土産に買ってきました。もともと風が強く、強い風が吹くと田畑がダメになってしまうという土地に苦労して防砂林を植林し、農民の生活向上に尽くしたんだそう。そして1代で資産を何倍にも増やし本間家が日本有数の地主として発展する礎を築いたとか。
それこそ仕事でしか来たことのない酒田ですが、街の歴史を知るとなんだかすごく親しみがわきます。この地域の人が穏やかで暖かいことの理由の一端を知った気がしました。
翌日はこの旅のメイン、加茂水族館。
平日の朝にも関わらず結構な混み具合でした。
話題のクラゲ、透明なものが写真のように水槽で光が当たっているのはなかなか幻想的です。でも、色のあるものはやっぱりグロテスクであまり見ていて気持ちのよいものではありませんでした。
アシカショーは見逃したものの、ウミネコの餌やり体験をしたり、手袋越しにクラゲに触ったりと、結構満喫。
鶴岡観光物産館で昼食をとったあとは帰途につきましたが時間もあったので湯殿山を参拝してみました。駐車場から本宮まで徒歩だと30分かかるそうなので参拝バスに乗り、バス乗り場から本宮まではゆっくり歩いて5分ぐらい。
本宮の撮影が禁止されているのでいままでまったく見たことがありませんでしたがこれはすごいです。まず、最初に500円払ってお祓いを受け、紙人形で身を清める動作をしてからその紙人形を水の中に捨てます。生まれ変わる、というところでしょうか。
そこから裸足で本宮に入りますが湯殿山は日本で唯一、社殿のない神社だそうです。山の中に突然温泉の湧き出る大きな岩がありそれが「ご神体」。すごいパワーを感じました。そのご神体の上を歩き、もう一度お参りして、最後に出口付近の足湯で暖まってから靴をはき、終了。
そこからはまっすぐ仙台まで帰りました。
今日からまたお仕事が始まります。10月はバンド指導があまりありませんが文化庁の派遣事業や電力スクールコンサートで10月だけで10本の本番があるのでまたリード選びからです。