先日、音楽高校を受験した生徒さんから無事合格の連絡をいただきました。
小学校4年生からずっとレッスンしてきましたがなんとこの度東京藝大の附属高校に。
小学生のころから高校生顔負けの演奏をしていてレッスンではこちらがいつも感心することばかりでしたが昨年からは東京の先生にもレッスンを受けるようになり、さらに安定感も増してきていました。
いつも頑張る様子をみていただけに、感慨もひとしおでした。
今年はもう一人の受験生も早々と推薦で決まっていたので受験指導は終了です。
ここ8年ぐらいいつも生徒に受験生がいる状態でしたがここで一段落です。
受験生を教えるのはプレッシャーですが本気で頑張るひとと一緒に勉強できることは本当に素晴らしい経験です。
レッスンの仕方も自分の考え方と共に変わってきました。
ある時期まで「手取り足取り」教えなくてはという気持ちが強く、「詰め込みすぎ、情報が多すぎる」レッスンが多かったと思います。
最近はだいぶ変わって相手が消化できる内容を見極めて伝えることを意識しています。
昨年末に読んだ仙台育英学園高校の野球部の須江監督の著書にも「教えても覚えている量は3割ぐらい」とあり、言われてみればなるほどという感じです。
教えることって本当に奥深く、面白いです。
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