リサイタル、無事開催できました。
数日前の時点で満席になり、たくさんの方に来ていただきました。ありがとうございました!
新作が4曲とチャレンジな本番でしたがどの曲も素晴らしく、それぞれに個性的でやりがいがありました。
大場陽子先生の作品では木の枝や石を叩く、という部分があり、芋煮会で行った秋保で帰りに河原で「選定」してきた石と木の枝を使いました。そのほかにも、曲の最後でピアノの弦の近くで吹いたりして、斬新な音の世界だったと思います。
宮城純一先生の作品は20曲ほどのさまさまなジャンルの「ラプソディ」を中心にしたのコラージュで楽しくて仕方ありませんでした。
宮城先生のお弟子さんの近藤君の作品「雨の香り」はまさに今日の天気にふさわしく、雰囲気のある楽曲でクラリネットのよく響く音域を研究してくれています。
門脇治先生の「くらりひょん」は重音あり、声あり、ジェスチャーあり、ととにかく面白かったです。譜面が来た時はかなり焦りましたがいろいろの「演技」こちらも楽しみました。
委嘱作品のほかはプーランクと南米の音楽だったのでかなり振り幅の広い演奏会ではあったかもしれませんがお客様の温かい拍手に支えられて吹き終えました。
ありがとうございました。
実は口がとてもキツくて、慣れない奏法などもあり今週のリハーサル中に唇の裏側が切れて唇のコントロールが思うようにできず、今朝は本番中に吹けなくなる夢まで見てしまたりしました。
今日はリードを軽めにしてなんとか最後まで吹き終えることができたのですが、課題もたくさん見つけました。
そして、もと弟子の猪股くんと共演できたこともとても嬉しいことでした。
猪股くんとは今季あと2回、学校公演でもご一緒する予定です。
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