このごろ、初心に返ってグルウサンの「クラリネット学習のための合理的原則」をやってます。
あらためてやると、いろいろな所に工夫があり、自分の音と向き合うのにすごく適しています。
高校生の頃、これが好きで毎日1ページやるのを日課にしていましたがここしばらく生徒さんのレッスンでもあまり取り上げることが少なくなっていました。
今回は純粋に自分の練習のためだけに引っ張りだしレッスンの前などに1ページ通します。自分の奏法のチェックをしばがらやると(噛まないこと、舌の位置)その後楽器の鳴りが全然違います。
思えばこれよりいいブレスコントロールの練習ってそうそうないんじゃないかと思います。
そして、僕のグルウサンは古いので(まだ日仏音楽出版のころ)本自体も大きいし(アイヒラーのスケールと同じサイズ)、巻頭のランスロ先生の写真もまだお若い。