東北大会を終えて

日曜日、青森市で開催された吹奏楽コンクール東北大会で私が指揮をした古川シンフォニックウインズは銅賞をいただきました。

正直にいうと13団体中13位。一番下です。

ですが、県大会以降、メンバーの皆さんは本当によく練習しました。

本番の演奏はいままでで一番の出来だったのではないかと思います。

二十代の頃、何度かコンクールで指揮をしたものの箸にも棒にもかからず、一般の部県大会で3回銅賞をもらって以来、コンクールで指揮をするのはもうやめよう、と決めていました。指揮をすること自体も向いていないからやめよう、とも考えていたのですがその前から振っていた登米のはさま吹奏楽団と近所の小学校バンドはやめるにやめられず迷いながら続けていました。

それが、クラリネットの師匠、日比野先生に誘っていただいたパスカル・ヴェロ先生の指揮講習会でヴェロ先生の言葉に感動し、もう一度指揮を勉強しようと思い立ち、ずっと習っていた佐藤先生にレッスンの内容を難しくしていただいたりしました。そして翌年下野先生の講習会を受講。レッスンでは大勢の前でコテンパンに怒鳴られたりしながらも半年に1回の講習会を4回受講し、その後2年間上野学園大学の指揮研究科の聴講生に登録してだいたい月に1回東京に通い指揮科のレッスンを聴講。その上野学園の聴講生を終えて1年後の2018年、指導していた近所の小学校のバンドを卒業させてもらい、秋しか練習にいかないはさま吹奏楽団は続けながら県内外のバンドを見学させてもらったりしながらのんびり勉強しよう、思っていた矢先に古川SWから指揮者就任のオファーをいただきました。コンクールを振ることにはトラウマがあったのでかなり迷ったのですが結局お引き受けしました。

古川SWはとても真面目なメンバーが集まっていてこのバンドへの愛が皆さん本当に深い。最初から暖かく受け入れてくれました。

昨年のコンクールではとりあえずトラウマの銅賞は免れ銀賞。それも同点3位。

今年は名取さんが東北大会までシードなので代表が一つ増えるチャンス、と思い団員のみなさんと頑張ってきましたがなんと本当に実現し金賞、県代表をいただくことができました。

バンドにとっても、創立32年目にして初の県代表。それも会場は東北の中で一番遠い青森。本気で代表を取れるとは誰も思っていなかったのでまずは本番当日に行けるようにそれぞれのスケジュールの調整。打楽器を借りたり、輸送の段取り、移動、宿泊の段取り、練習会場の手配などなどバンドの運営面でも初めてのことだらけで相当に大変だったのではないかと思います。その上、一般は全てが自腹。家族の理解も一層重要になって来ます。

東北大会に行く、というのはただ音楽をするだけではなくてそういった面もクリアしていかないといけないということも勉強になったと思います。一般バンドってこうして成長するのだな、ということを強く感じました。

結果についてはひとえに指揮者である私の力不足以外の何者でもありませんので謙虚に受け止め、何が足りなかったのか冷静に考え、またご助言をいただきながら勉強させていただきたいと思います。

実を言うと変に結果が出なくてよかった、という気もしています。変に結果が出てしまうと自分がなにか変な勘違いを起こしてしまいそうな気がしました。「まだまだこれでは通用しない」ということをはっきりと突きつけていただきましたのでまた燃えることができます。

珍しく長文になりました。

これで長かったこの夏も終わりました。

応援したくださった皆様、本当にありがとうございました。

ここからは11月10日のはさま吹奏楽団の定期、12月8日の古川SWの定期、12月22日の学院大の定期に向けた練習です。練習を進めると同時にどのバンドとも将来へ向けた取り組みをやっていく予定です。いまはそれにワクワクしています。

そして自分のクラリネット演奏活動も10月からまた始めるのでリード選びからしていかないと。

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