22日は古川シンフォニックウインズの第39回定期演奏会でした。
今年、このような社会情勢の中で開催できたことは本当に素晴らしいことでした。
メインはアルメニアンダンスパート2。春頃選曲ついて意見を求められた時に「リードの暗い曲、ハムレットとかオセロとかアルメ2とか・・・ 絶望的に暗い曲やりたいです」とお答えしたらアルメ2に決まってしまいました。名曲にして大曲。果たして自分に振れるのか自信はありませんでしたが団員のみなさんの奮闘でいい演奏ができました。特に1曲目と2曲目が大人の演奏になったように思います。
オープニングのヴェヴァムジカも大変難しい曲ですが本番はよくドライブできました。
実を言うと10月に大きなイベントや大量の動画の撮影・編集など固まってしまっていたのでとても曲の勉強に苦心しました。できれば暗譜で振りたいリード作品と「僕らのインヴェンション」がなかなか覚えらない。最終的にはスコアを見て振りました・・・
演奏会が始まった瞬間とアンコールの時、感動で目頭が熱くなりました。
ここまでくるのに団員のみなさんの苦労と情熱を思うと感動せずにはいられません。
団員のみなさん、聴きにきてくれた皆様、応援してくれた皆様、ありがとうございました。
指揮者に就任して3年。とりあえず最初の目安だった3年が終わりました。コンクール2ヶ月前の就任。2年目は東北大会、3年目はコロナ。激動の3年間でした。就任したとき0歳だった息子もいま3歳。時間の経過を感じます。
そういえば、アルメニアンダンス、このためにスコアを買いました。
またこの名曲を振れる日がくることを願って・・・